2025/07/27 19:00
アウトドアショップって、ほんまに洗練されたカッコいい商品だらけなんです。
シンプルでクールなロゴ、渋い色合いのパッケージ、
瓶入りで高級感のあるスパイス……どれも見栄えバッチリ。
でも、ぼくは思いました。
「この中に、同じ路線で並べても、絶対に埋もれる。」
かといって、じゃあどうしたらいいのか。
そこでふと思い出したのが──高校の同級生、“のぶちゃん先生”。
のぶちゃんは、高校のころから落書きが大好きで、
プリントの余白とか、ノートの端っことか、ひたすらなにか描いてるタイプ。
それがすごく印象に残ってて、「あのタッチやったら、逆におもしろくなるんちゃうか?」と思ったんです。
あえて素人くささを出す。
ちゃんとしてるけど、ちょっと脱力感がある。
“かっこよすぎない”のが、逆に目を引くんちゃう?
そう思って、思いきってのぶちゃんに依頼。
すると、めちゃくちゃ良くて。
ほんまにすぐ、「これでいこう!」って表紙が決まりました。
どこか“手書き感”があって、ちょっとユルい。
でも、見てるとなんかクセになる。
アウトドアショップの棚の中でも、その「ちょっと異質」な感じが逆に際立つ。
これが、ぼくたちのやりたかった“FATCAMP kitchenらしさ”やったんやな〜と、改めて思いました。
次回は、そんなFATCAMP kitchenのスパイスキットが、
**「キャンプだけじゃなく、ギフトにも選ばれるようになってきた話」**をしたいと思います◎