ぼくは一応、自分の強みや能力は把握しているつもりなのですが、
かなり苦手な分野があります。そう、デザインです。

車の見た目もしかり、お皿とかスプーン、商品の盛り付けや配置、
メニューの書き方や看板のレイアウトまで──
キッチンカーをやるなら避けて通れない、大きなところから細かいところまで全部が「見せ方」の連続。

当然、これは自分じゃ無理やと思って、迷わず外注しました。

FATCAMP、FATCAMP kitchenのロゴやビジュアルをお願いしているのが、小山氏。
デザイナーとして活動しているだけでなく、関西を中心にスカバンド「doberman」のバンドマンとしても活躍している方です。
https://www.instagram.com/doberman_ska/?locale=ja_JP
音楽とデザイン、両方に感度が高くて、フェスの空気もよくわかってくれている。

「FATCAMPっぽさ」を言葉にしきれない部分も、ちゃんと汲み取ってくれる。
だから最初から「この人しかおらんやろ」と思ってお願いしました。

これまで作ってもらったロゴやバナー、暖簾なんかも全部、小山さんとのやり取りから生まれたものです。

ぼくの「こんな雰囲気にしたい」というざっくりした話を、
ちゃんと“かたち”にしてくれる人がいるというのは、本当にありがたいことです。

デザインが苦手だからって諦めるんじゃなくて、自分にない部分は、信頼できる人に託す。
そうやって作った世界観には、ちゃんと人の気配と愛着がにじむ気がします。

次回は、その世界観の中で出していたメニュー、
「FATCAMP kitchenといえばこれ！」と言われたあのスパイスカレーの話をしようと思います◎