2025/06/01 20:00
初出店は、地域の花火大会。
人はたくさんいたけど、スパイスカレーはほとんど売れなかった──
そのときぼくは、「出店場所の空気感がめちゃくちゃ大事やな」と痛感しました。
それで決めたのが、
「出店は“音が鳴ってる場所”に絞ろう」ということ。
フェスって、音楽が流れてるだけじゃなくて、
人のテンションや動き方、食欲すらも**“音”によって変わってくる**ような気がします。
知らないアーティストでも、音が心地よければ立ち止まるし、
そのままごはんを食べたり、コーヒー飲んだりして、場に滞在してくれる。
そんな中で出店してると、こっちも自然と会話が生まれるし、
「あ、この空気の中で自分も参加できてるな」って実感できるんです。
FATCAMP自体が「音楽と食を一緒に楽しむ」フェスティバルだったので、
FATCAMP kitchenも、やっぱりそういう場所にいたいなと思いました。
売上がどうこうじゃなくて、“食べる体験”が音と一緒に残るような空間にいたい。
もちろん、そういうイベントって天候とか人の入りとか予測できない要素も多いし、
売上的には厳しいときもある。
でも、「今日は売れた/売れなかった」だけで終わらない満足感があるんですよね。
横のつながり、お客さんとの繋がりも多い気が!!!!!!
“自分たちらしい出店先”を選ぶって、大事なんやなって思うようになりました。
次回は、その「自分たちらしさ」をどう作ったか、
看板や暖簾みたいな“デザイン”の話を少し振り返ってみようと思います◎