2025/05/11 20:00

FATCAMPを主催しているだけあって、ぼくはとにかく食べることが大好きで、当時は全財産をほぼ食費に使ってました。
そんな背景もあったからか、友人たちからも「キッチンカーやったら?」と勧められることが増えてきて、
気づけば、話してるうちにワクワクして、帰り道には“もうキッチンカー買って始めよう”と決めてました。

1. わくわくだけで終わらせない

ラッキーなことに、FATCAMPにはすでにキッチンカーで出店してる仲間が2組いたんです。
次の日にはさっそく話を聞きに行って、機材や仕込みのことを根掘り葉掘り。

すると、ノリのいいにーちゃんが
「やるんなら、8月の第2週にイベントあるから一緒に出ようや!」
と誘ってくれて、
ぼくはもちろん**二つ返事で「出ます!!」**と答えました。

こうやって振り返ってみると、
ぼくはいつも“やるぞ”って思ったら短期目標をポンと決めてまず動くタイプみたいです。
ラッキーボーイなのか、勢い人間なのか…。

2. なにを売るか

これはすぐに決まりました。
カレーとソフトクリーム。
理由はシンプルで、どっちも大好きだから。

しかも、スパイスカレーを食べたあとって、ソフトクリーム食べたくなるじゃないですか?
この組み合わせ、最強やんと思って決定。

屋号はFATCAMP kitchenに。
「kitchen」にしておけば、もしカレーが全然売れなかったとしても、業態変えやすいやろ…という若干の弱気な保険付き(笑)
せっかくFATって名前があるなら、**“FAT盛り”**みたいなメニューもあっていいよな!ってことで、即採用。

3. どうやって・どこで売るのか?

「どうやって」=キッチンカー…なんですが、キッチンカーってほんとに色々あるんです。
サイズ、色、設備、出すメニューによって必要な許可も全部変わる。
「あれ?これって普通免許で運転できる?」「水道どうする?」「火使うのってOKなん?」とか、考えることは山ほどありました。

でも「どこで売るのか?」は、最初からフェス一択でした。
キッチンカーで稼いで、そのままフェスにも参加して、**ついでにキャンプまでできたら最高やん!**って本気で思ってました。

……まあ、そんなに甘くなかったけど(笑)
でもその夢は、今も全くブレてません。