2025/01/30 10:30
この数年、おいしいスパイスカレーが作れるキットを広める活動を一生懸命していて感じたこと、これはもしかしたらもっと楽しいこと、世の中のためになるんちゃうかな?とおもっていたことがあるのでつらつら書いてみます。
活動していくなかで地方の農家さんや猟師/漁師さんとつながる機会がめっちゃ増えました。
ただ売り先が大手の卸や道の駅くらいしかない人が多かったのでスパイスカレーにしていてはどうか?と提案してみることが増えました。
これってスパイスカレーと一次生産者が共同で商品化することは一般消費者にとって食の新たな可能性を広げるだけでなく、生産者さんや地域経済にも大きなメリットなのでは?と。
生産者さんがこだわりを持って育てた食材を直接使用することで、スパイスカレーの品質や味わいが向上します。
一般的に流通している食材ではなく、個々の生産者の想いや技術が詰まった食材を使うことで、特別なストーリーと味わいを楽しむことができます。
また、消費者にとっては、どこで誰が作った食材なのかを知ることで、食に対する安心感や信頼感が生まれ、より食への関心が高まるでしょう。(道の駅の食堂で販売したときに感じました。〇〇さんところのトマトとか、〇〇さんの海苔を使用!とか)
さらに、一次生産者と直接つながることで、地域の食材を活用した地産地消の促進にもつながります。
ぼくは関西なんですけど周りの飲食店にも紹介できます。
地元の農産物や特産品を活かしたスパイスカレーを提供することで、地域の農業や生産者を支援し、ちょっとだけでも地方経済の活性化に貢献できます。特に、規模の小さい生産者さんにとっては、新たな販路を開拓する機会となり、持続可能な農業経営の一助となる可能性があります。
消費者の視点から見ても、単なる食事ではなく、「食のストーリー」を楽しむことができる点も魅力です。生産者の想いが込められたスパイスカレーを食べることで、食の大切さを実感し、持続可能な食文化や環境問題について考えるきっかけにもなります。
このように、スパイスカレーと一次生産者のコラボは、単なる商品開発にとどまらず、消費者の食体験を豊かにし、地域活性化や持続可能な農業の推進につながる可能性がめちゃくちゃあるんじゃないかな~などと思った昼下がりでした。